低価格と思われてる保険適用だけど、ホクロ除去手術の方法は2種類あって、
実は、そのどちらも傷あとが残りやすいのよ。
費用のことより、できるだけキレイに取ることにこだわった方がいいよ。
保険適用じゃないけど、自由診療(保険適用されない医療行為のこと)なら、キレイに取れるからオススメよ!
キレイになりたいけど、お金をかけたくないです……
実は、「保険適用だから安い」とは限らないの。自由診療であっても、キレイにホクロを除去できて、それでいて安いなら絶対そっちの方がいいよね。
「自由診療」という言葉を聞くだけで、「高そう」と思ってしまいますよね。
でも、保険適用だから安いとは限らないんです。
自由診療であっても「ホクロ1mmにつきいくら」という明朗会計であれば、保険を使ったときと変わらないほど安く利用できるからです。
このページでは、「自由診療でも、保険適用とさほど変わらない金額でホクロ除去できる理由」についてくわしく解説させていただきます。
保険適用と同じような金額で、しかも「傷あとが残らずにキレイ」にホクロ除去ができるので、ぜひ、参考にしてください。
まずは、低価格と思われている保険適用のホクロ除去について見ていきましょう。
1.保険適用されるホクロの3つの条件
ホクロはケガでも病気でもないので、除去する場合は美容目的と判断されて、保険適用されません。
見た目の問題だけのことが多いですよね。もちろん、この見た目が重要なので悩むのですが……。
そんなホクロですが、条件によっては保険適用される場合があります。
1-1.条件1:メラノーマの疑いがないホクロであること
ホクロにメラノーマの疑いがあると、まず簡単に除去できません。
メラノーマは皮膚ガンの一種で、ホクロではないからです。
メラノーマとは、悪性黒色腫という非常に悪性な皮膚がんの1つの病名です。一般的には「ほくろのがん」「ほくろのような皮膚がん」などと理解されています。医学的には皮膚の色に関係するメラニンという色素を作る色素細胞(メラノサイト)ががん化した腫瘍と考えられています。
ホクロの形が左右対称でなかったり、まわりがギザギザしていたり、色が均一でなく濃淡が混じっているような場合は、メラノーマの可能性がありますので、すぐに皮膚科を受診してください。
明らかにメラノーマではないと診断されたホクロが、保険適用の対象になります。
1-2.条件2:病理検査の必要がある
ホクロを見ただけではメラノーマかどうかの診断ができない場合は、保険適用されます。
ホクロの細胞を病理検査する必要があるからです。
たとえば、子どもの頃からあるホクロは明らかに病気ではないので、病理検査の必要はありません。
突然できて、いびつな形のままだんだん大きくなってきたようなホクロが危険です。
「ホクロを取ってキレイになりたい!」という美容目的ではなく、「病気かどうか確かめる」という医療目的の場合に、保険適用の対象になります。
1-3.条件3:「このホクロは除去が必要である」と医師が診断する
ホクロに機能的な問題がある場合、保険適用されることがあります。
見た目だけが問題のホクロの中に、日常生活に支障をきたすようなものがあるからです。
たとえば……
- だんだん大きくなっていて、不安
- 顔を洗うときに指が当たり、気にかかる
- 子どもに引っかかれて出血し、不愉快
- 服を着るときや脱ぐときに引っかかり、いら立つ
- まぶたの内側にあり視野を邪魔していて、不快
ホクロはあるだけで邪魔なのに、日常生活にまで支障が出るなんて、本当に嫌ですね!
除去が必要かどうかは医師が診断しますので、普段気になっていることをどんどん相談しましょう。
2.保険適用されるホクロ除去手術の種類
ホクロを病理検査に出すには、ホクロの細胞が必要です。そこで、切除縫合(せつじょほうごう)法か、くりぬき法で除去する必要があります。
メスで周りの皮膚ごとホクロを切除し、縫合する手術法です。
穴あけパンチのような、医療用の特殊な道具やメスを使って、ホクロを円形にくりぬく手術法です。
この2つの手術方法は、ホクロの細胞を壊さずそのまま取ることができるので、検査に最適だからです。
炭酸ガスレーザーや電気メスなど、ホクロの細胞を蒸散(組織に高熱をあたえ、中の水分を瞬時に沸点に到達させ、気化させて飛ばすこと)させて除去する手術法は、細胞が残らないため病理検査に出せません。
ホクロを病理検査に出したい場合は、手術方法を選べないことを覚えておきましょう。
ちなみに、上記の条件3「医師が必要であると診断」に当てはまると、レーザーによる除去でも保険適用される場合があります。
2-1.保険適用されるホクロ除去手術のメリット・デメリット
ホクロを病理検査に出すために、切除縫合(せつじょほうごう)法かくりぬき法で除去した場合のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット:
- ホクロの根っこまで切り取るので、再発はまずない
- 大きくて盛り上がったホクロも除去できる
- ホクロの組織を壊さないので、病理検査に出すことができる
これに対して……
デメリット:
- 手術方法を選べない
- 出血がある
- 手術時間が比較的長い
- くりぬきの場合、ふさがるまで時間がかかる
- くりぬきの場合、ホクロが大きいと凹みが残りやすい
- 切除縫合の場合、ホクロより大きい縫合線が残り、赤くなる
- 切除縫合の場合、傷あとが残るかは、医師の腕に左右される
- 切除縫合の場合、抜糸するまでのケアが大変
- 切除縫合の場合、メスを入れられない部位のホクロは除去できない
- 麻酔をしてメスで切除して縫合、というまさに外科手術といった段階を踏むので、精神的負担がある
この2つの手術法は、皮膚をそっくりそのまま取り除くので、治るまでに長い時間がかかります。
「絶対に保険適用でホクロ除去したい!」と考えるより、術後どうなりたいかを優先しましょう。
3.保険適用された場合のホクロ除去手術の費用
ホクロ除去が保険適用されたら、医療機関に保険証を提示することになります。
小学生以上69歳以下の方の場合の医療費負担は3割です。
たとえば、私が悩んでいた5mmの盛り上がったホクロを切除縫合法で除去した場合、医療費が5万円だとしたら、自己負担は15,000円です。
除去する病院によって費用は異なりますので、最初に確認することが大切です。
また、病理検査に出す場合はその費用(3,000円から10,000円ほど)もプラスされますので、覚えておきましょう。
4.自由診療のホクロ除去手術の種類
次に、自由診療のホクロ除去について見ていきましょう。
こちらは、美容外科での炭酸ガスレーザーによる手術がほとんどです。
炭酸ガスレーザーは傷あとが小さくてすみ、治りも早いため、「ホクロを取ってキレイになりたい!」という美容目的の場合はぴったりだからです。
もし保険適用されて、切除縫合による手術をした場合、抜糸までのケアが大変な上に、ホクロより3倍も大きく切って縫ってあるため、傷あとが線になって残ることが多いです。
少しでも傷あとを残したくない顔のホクロを除去するときは、必ず炭酸ガスレーザーを利用してもらうよう、医師に相談しましょう。
4-1.自由診療のホクロ除去手術のメリット・デメリット
美容外科での炭酸ガスレーザーによる除去手術を受けた場合のメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 傷あとがほとんど残らない
- 治りが早い
- ケアが簡単
これに対して……
デメリット
- 再発する可能性がある
- 病理検査に出せない
- ホクロの大きさや状態によっては、高額になる場合がある
傷あとが残りやすい保険診療での切除縫合・くり抜き手術より、傷あとがほとんど残らない炭酸ガスレーザーでの手術を「自由」に選びましょう!
5.自由診療でも、保険適用とさほど変わらない金額でホクロ除去できる理由
わかります。私もホクロ除去の当日、カウンセリングを受けるまでは不安でした。
でも、ご安心ください。
自由診療でも、保険適用とさほど変わらない金額で、ホクロ除去ができます!
なぜなら、「ホクロ1mmにつきいくら」という明朗会計だからです!
具体的には、私が手術をした「銀座よしえクリニック」では、ホクロ3mmまでは1個5,000円で、1mm増えるごとにプラス3,000円です。
実際に、私が大きく盛り上がった5mmのホクロを除去したときの費用はこちらです。
私が利用したときは、期間限定の「全施術50%OFFキャンペーン」をしていたおかげで、半額でホクロを取ることができましたが、実際は、
5mmの大きく盛り上がったホクロ:5,400円(3mm)+6,480円(2mm)=11,880円です。
ここに麻酔代やアフターケア用品代がプラスされますが、
「思っていたよりずっと安い!」と感激しました。
5-1.自由診療と保険適用の費用を比較
ここで、私のホクロを保険診療で除去した場合の費用と比較してみます。
5mmの大きく盛り上がった ホクロを除去 | 保険診療(皮膚科など) | 自由診療(美容外科) 私の場合 |
---|---|---|
除去費用 | 20,000円〜50,000円 | 11,880円 |
病理検査費 | 3,000円〜10,000円 | 0円 |
合計 | 23,000円〜60,000円の 3割負担で 6,900円〜18,000円 | 11,880円 |
病院によってかなり幅がありますが、自由診療でのホクロ除去が、保険診療とさほど変わらない金額だとわかりますね。
安さより、キレイを選びましょう
「ホクロ除去にお金をかけたくない!」
というお気持ちはよくわかりますが、
「傷あとを残したくない」、「キレイになりたい」なら、迷わずに美容外科を選ぶべきです。
保険適用による医療は「治すこと」が目的で、美容外科は「キレイにすること」が目的だからです。
傷あとが残りやすい保険適用での手術をして、ホクロがある時より後悔しては本末転倒です。
自由診療でのホクロ除去と、保険診療ではさほど費用に差がありませんので、「キレイに治すこと」を優先させましょう。
私が手術をした「銀座よしえクリニック」なら、明朗会計で、もちろんキレイにホクロ除去できますのでオススメです。
まとめ
保険適用されると3割負担なので安くなると考えがちですが、実際は病理検査費が加算される場合がほとんどで、結果的に高額になることがあります。
さらに、手術方法が限定されるので、傷あとが残りやすいです。
自由診療は明朗会計なので、保険適用とさほど変わらない金額で、ホクロ除去ができます。しかも、傷あとがほとんど残りません。
「キレイになりたい」という美容目的なら、傷あとが残りにくい炭酸ガスレーザーによる除去がオススメなので、美容外科での自由診療を選んでくださいね。
保険適用されるところにお願いしたらいいんですよね?