と、不安になって一歩踏み出せないお気持ち、わかります。
ホクロをなくしてキレイになるはずだったのに、傷あとのせいで気持ちが暗くなるのは本末転倒です。「ホクロがあったほうがマシだった」とは、絶対に思いたくありませんよね。
私も後悔はしたくないので、たくさんのホクロ除去体験ブログや、美容皮膚科などのサイトを読み漁り、納得できるまで調べました。
今は「ホクロ除去して本当に良かった」と感じています。毎日鏡を見ることが嬉しくて、自然と笑顔になっています。
私もそうでしたが、ホクロ除去で一番気になるのはダウンタイム(施術をしてから回復するまでの期間)でしょう。
ホクロ除去への不安がなくなるよう、私のホクロ除去手術後の傷あとの経過をくわしく報告します。
ぜひ参考にしてください。
1.ホクロ除去の手術直後の様子
まずは、「炭酸ガスレーザーでの除去手術直後の傷あとはどうなるの?」と、気になりますよね。
血が流れたり、焦げたままでホクロより目立ったりするかもしれないと心配になるかもしれません。
実際の状態を画像でご覧ください。
1-1.除去手術直後の出血はありません
出血はなく焦げてもいないので、全く心配いりません。
「手術」とは言っても、メスなどで切っているわけではありません。
たとえば、料理中に包丁で指を切って、ケガをした時は血が出ます。
しかし、やけどをしても血は流れませんよね。
レーザーは、皮膚の細胞内に存在する水分に反応し、ホクロの組織を蒸散(組織に高熱をあたえ、中の水分を瞬時に沸点に到達させ、気化させて飛ばすこと)させて除去します。
具体的には、ホクロの組織を焦がして、少しずつ削るように除去していきます。焦げた部分は、その都度医師が拭き取ります。
熱が加わるので、術後はやけどのあとと同じようになります。
「血が止まらなかったりしたらどうしよう」という心配はいらないので安心してください。また、かさぶたもできません。
ただ、医師の判断で切除手術をした場合は、出血があるかもしれません。そのため、ケアについて十分確認しましょう。
1-2.ホクロ除去の術後のケアは簡単です
術後のケアは「え? これだけ?」と思うほど簡単です。
傷あとに、処方された直径8mmのシールを貼るだけで完了します。
傷あとをしっかりカバーして、うるおいを保つことでキレイに治るんです。
私も施術を決心する前は、あちこちのホクロ除去体験ブログを読みました。
すると、ほとんどの方が軟膏を塗ったり、傷あとの大きさに合わせてテープを切って貼ったりしていましたので、予想外でした。
シールを貼るだけというケアは本当に簡単で嬉しいですね!
1-3.お風呂ではシールを取って洗います
手術当日はお風呂に入れますし、ケアも簡単なので安心です。
- 顔を洗う前にシールを取ります。シールは傷あとからの滲出(しんしゅつ)液を吸って、白くふくらんでいます
- 傷あとを優しくなでるように指先で洗います。決して強くこすらないようにします
- お風呂を出たら、傷あとの水分を清潔なタオルでそっと押さえるように拭き取り、すぐにシールを貼ります
傷あとを触ってみたくなりますが、我慢してそっとしておきます。
お風呂の後はゆっくり休みましょう。とはいえ、私はホクロを除去した興奮で、いつもより寝る時間が遅くなってしまいました……。
2.術後翌日から1週間(1日目から7日目)の経過
翌朝、ドキドキしながら傷あとを見てみました。シールは傷あとからの浸出液を吸って、白くぷっくりふくらんでいて、ポロっと取れました。
傷あとは周りが白っぽく毛羽立っていて、赤みがありました。
気づくと、シールが白くぷっくりふくらんでいて取れそうなので、3回貼り替えました。
2-1.1日目から7日目の経過を画像で確認
- 1日目:白っぽく毛羽立っている。シールを3回貼り替え
- 3日目:皮膚が再生してきている。白いところがなくなる。シールは2回張り替え
- 5日目:真っ赤になる。シールは2回張り替え
- 7日目:真っ赤なままだけど、少し小さくなる。シールの貼り替えが1日1回になる。シールの周りの皮膚が少しめくれてかゆい
まさに「やけど」という感じだった翌日から、1週間で赤く、少し小さい傷あとになりました。
ただし、お風呂上がりに拭くときに、強くこすってしまうことがあり、「しまった!」と慌てるので注意が必要です。「こすったから真っ赤になったのかもしれない」と思いましたが、治る過程のようです。
2-2.シールの上から化粧できます
実際、シールは肌色で目立たないので、化粧の邪魔をしません。
ただ、直径が8mmで厚みもあるので、ぱっと見シールとわかります。
どうしてもシールを見せたくない場合は、化粧下地やコンシーラーなどで段差を埋めてカバーしてしまいましょう。
私はシールを化粧で隠しませんでした。もともとホクロを隠していなかったので、シールが恥ずかしいとは思えなかったからです。
除去したホクロは「山すそ5mm、標高3mm」のホクロ山でしたので、隠そうにも隠せませんでしたけど……。
シールが気になる方はカバーメイクをするか、マスクで隠しましょう。
ちなみに、シールを貼っていた2週間のあいだ、一度もシールについて聞かれませんでした。
聞かれたら「実はホクロを除去したんです!」とカミングアウトしようと思っていたのですが、拍子抜けです。自分から「見て見て!」ということでもありませんので、家族にだけ経過を報告していました。
3.術後8日目から14日目の経過
2週間後に「銀座よしえクリニック」で再診を受けました。イケメン医師ではなく美人女医で、「順調に治ってきていますので、シールはもう貼らなくて大丈夫ですよ。その代わり、紫外線対策はしっかりしてください」と指導されました。
- 8日目:赤いけど少し小さくなる。シールの貼り替え1日1回
- 10日目:周りの赤みが減ってくる。シールの貼り替え1日1回
- 12日目:周りの赤みがさらに減ってくる。シールの貼り替え1日1回
- 14日目:全体的に赤みが減ってくる。シールなしになる
帰り道、シールがなくてすがすがしい気分でした。つい、ガラスに映る自分の顔を見てしまいます。
ただ、日焼け止めを持って行かなかったので、傷あとを手で隠しながらうつむき加減で急いで帰宅しました。完全に、具合悪い人に見えたことでしょう……。
3-1.紫外線対策は必須です
帰宅後、しっかりと日焼け止めを塗りました。それから毎日塗り続けています。
傷あとはまだ皮膚が完全に再生していませんので、紫外線の影響をモロに受けてしまうからです。
もし塗らないと、紫外線の影響で色素沈着を起こしてしまい、傷あとが茶色く残ってしまうかもしれません。
ノーメイクで外出することはあまりないとは思いますが、「ちょっとゴミ捨てに」という時でも気を抜かず、日焼け止めを塗りましょう。
ちなみにマスクは紫外線を通しますので、対策としては意味がありません。
4.術後2週間から3週間(21日目)の経過
傷あとの中心が少し凹んだように思えましたが、元に戻りました。
まだ赤みが目立ちます。少し小さくなったように思いましたが、あまり変化を感じられませんでした。皮膚が完全に再生していないからでしょう。
レーザーでの除去はやけどと同じなので、治るまで時間がかかります。
こすらず、日焼け止めを毎日ちゃんと塗り、そっとしておきました。
5.術後1ヶ月(30日目)の経過報告
だいぶん傷あとが小さくなりました。(すっぴんなので、毛穴やそばかすには目をつぶってくださいね)
赤みが引いたので、傷あとが気にならなくなってきました。皮膚がかなり再生されたからでしょう。
周りの皮膚との境目がなくなり、触ってみるとフラットになっているのがわかりました。
ファンデーションを塗ると、うっすら赤みが見えます。コンシーラーを使えばほとんど見えなくなるほどに、色が薄くなりました。
6.術後2ヶ月(60日目)の経過報告
かなり目立たなくなりました!
まだ少し赤みがありますが、ほどんど目立ちません。
周りの皮膚との境目もほとんどなくなり、フラットなままです。
ファンデーションを塗るとほとんど見えなくなります。ここに大きなホクロ山があったとは思えません!
まとめ
ホクロ除去から2ヶ月で、傷あとは化粧をするとほとんど見えなくなるまでに回復しました。
まだ少し赤みが残っていますが、ホクロに比べれば1000倍ほどマシです。
除去して気づきましたが、ホクロのせいで目立っていたほうれい線が、今では目につかなくなりました! 本当に除去して良かったと感じています。
ただ、術後の経過には個人差があります。私は「若いうちに除去していれば、もっと治りがキレイで早かったかもしれない」と、少し後悔しています。
40代での除去は治りが遅いので、1日でも若いうちに除去することをオススメします。
もし、「どこに相談したらよいかわからない」と考えている場合、今回私が利用した「銀座よしえクリニック」がオススメです。信頼できる医師が、優しく丁寧に対応してくれて、安心して任せられるので、まずは相談だけでもしてみましょう。
なお、「銀座よしえクリニック」を選んだ理由については、次の記事に書いてあるので、ぜひ、参考にしてください^^